校長として思うこと・伝えたいこと

記述式評価について②

 

 今回は、「総合的な学習の時間」の評価についてお伝えします。

 

【総合的な学習の時間】

  学習指導要領に示す「総合的な学習の時間」にかかる目標は、「探究的な見方・考

 え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、

 自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目指す」です。この目

 標を踏まえ、以下の3つの観点に即して、児童の学習状況を見取ります。よって、

 「あゆみ」の「総合的な学習の時間の記録」欄には、以下の視点で見取った内容を文

 章で記述します。

 

 ≪知識・技能≫

  ・探究的な学習の過程において、課題の解決に必要な知識や技能を身に付け、課題

   に関わる概念を形成し、探究的な学習のよさを理解している。

 

 ≪思考・表現・判断≫

  ・実社会や実生活の中から問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整

   理・分析して、まとめ・表現している。

 

 ≪主体的に学習に取り組む態度≫

  ・探究的な学習に主体的・協働的に取り組もうとしているとともに、互いのよさを

   生かしながら、積極的に社会に参画しようとしている。