「インクルーシブな学校」をつくるために
平成6年、ユネスコで提唱された「サマランカ宣言」において、全ての子供たちを一
体として包み込む教育である「インクルージョン」が示されました。「インクルージョ
ン」とは、全ての子供が共に学ぶ質の高い教育を保障することです。
学校には様々な児童がいて、それぞれが悩みを抱えています。その中には、自らの力
だけでは解決することが困難な課題を抱え、周囲からの支援が必要な児童もいます。こ
のように様々な悩みや課題を抱えている児童一人一人に対して、学級担任一人で対応で
きることには限りがあります。
「インクルーシブな学校」(インクルージョンが実現された学校)をつくるために大
切なことは、悩みや課題を抱える児童やその保護者を孤立させることなく、学校全体で
支援していくことです。だからこそ、チームで取り組む必要があり、全ての児童を全て
の教職員で支える体制を整備することが欠かせません。
本校は、県が行う「インクルーシブ教育校内支援体制整備事業」を令和3・4年度の
2ヶ年で受けています。教育相談コーディネーターの授業時間を軽減し、校内支援体制
の整備・充実に努めてきました。
校内支援体制の整備・充実は、教育相談コーディネーターだけでできるものではあり
ません。一人一人の教職員が役割をもつ中で、チームで構築していく必要があります。
様々な役割をもつ教職員が同じ目標に向かって連携していくことで、組織的な校内支援
体制の充実を図ることができると考えます。
昨年度は、教育相談コーディネーターができる限り様々な悩みや課題を抱えている児
童に個別対応し、情報の整理をしました。対応の道筋を考え、それを関係者で情報共有
し、留意点を確認しました。
教職員同士の連携により一定の流れができたことと、組織的な校内支援体制の構築が
進み出したことを感じています。
本年度は、「児童支援」と「児童指導」を両輪とした体制に発展させることができる
よう、更なる校内体制の充実を目指していきたいと考えています。
R7年間予定
座間小学校安全マップ(PTA)
働き方改革のご理解ご協力
学校閉庁日
令和6年度学校評価のまとめ R6.12.19
令和6年度の学校評価の結果です。次年度以降の学校経営に反映させていきます。
【日課表】
【みんなのやくそく】
【学校の「きまり」について】
【支援教育の取組】
【通級指導教室について】
【地震・風水害対応について】
令和7年4月に改訂したものを次に掲載します。